ストレスを発散したい!と考える人は多いと思います。
土地柄によってもその方法は変わってくるものと思いますが、柏の地の利を生かすことなどできたら独特の方法と呼べるかもしれません。
柏でストレス発散を考える
かなり偏った話になりますが、まずは柏駅前を歩いてみるとストレスを感じるという方もあるのではないでしょうか。都内から常磐線で20分も離れているとは言えども、この街は大都会だと思います。
高層マンションも立ち並び、人も多く往来しています。東の渋谷などと形容されることがあるくらいなのです。
つまりは、都会の喧騒に疲れてているという見方は一つ成り立つのではないかと思います。
悪い街などと言っているのではなく、どうしても密集地帯は疲れやストレスを生みやすくするものです。もちろん、ビルの谷間でないと苦しいと感じる方がいるのも事実だと思います。
マッサージ店もあちこちに開業しています。これも偏った見方かもしれませんが、それだけ疲れた人が多いという事を意味するのでしょう。需要があるという事です。
旧水戸街道を歩く
もし、現代社会の喧騒から逃れたいのであれば、別な雰囲気を味わうことが一つの気分転換、ないしはストレス発散になり得るとは考えられないでしょうか。
柏駅前から5分も歩けば中心地点からはだいぶ距離を図ることが出来ます。
そして、駅東口から柏神社辺りには辿り着くことでしょう。どこかで聞いた話では、不動産の物価が徒歩何分かを境に激降下すると言います。アパートを借りるなら少しくらい歩いてもいいという人には朗報です。
さて、この柏神社の通りですが「旧水戸街道」と言います。何気なく普段から利用しているものですが、よく見ると真っ直ぐ平坦です。現在で言うところの県道51号にあたります。(何か思い違いをしていなければです。)
水戸街道というくらいですから、江戸時代にこの通りを使って移動していたのでしょう。
とにかくずっと真っ直ぐ歩くことが出来ます。自転車であれば尚更スイスイと進めることでしょう。南柏駅までそう遠くはありません。
何の変哲もない道であることには違いありませんが、歴史的な道であることを鑑みたとき、少し感傷に浸れるかもしれません。水戸黄門当たりもこの道を通って江戸に入っていたのではないでしょうか。(因みに、水戸黄門を観ていると泣けてきますが、あれも昭和、平成の世の人々のストレス発散に貢献していたのではないでしょうか。令和に入ってからも一作、BS放送で新作が作られています。)
遡れば、西暦800年辺りに起原を持つそうです。
手賀沼
手賀沼の周囲は、明らかに柏駅前とは異なります。このような場所へ身を移すことが出来るなら、それも一つでしょう。最近は、かなり水質が改善されたと聞きます。我孫子側には白樺派が集まって来ていたくらいなのですから、相当なポテンシャルを秘めた空間であることがうかがえます。
ウイスキーの街
また、柏は水と縁が深い街でもあります。ご存知の通りあのウイスキーが、我々を心理的にも支えてくれているのではないでしょうか。
お酒そのものにも、さらにはそこに集う人や空間自体に癒しを感じる方もあるでしょう。お酒もうまく付き合えば長い友になってくれそうです。都内にはスナック女子が出現しているようです。
人が密集しない場所
このように辿っていくと、現代文明に疲れているという見方もできるでしょうか。現代文明の特徴はとにかく早いことがその一つです。
柏駅前で何かを購入しようとしたとき、即座に背後の気配を感じます。振り返れば行列ができているのでした。かつての商店などであれば、店主と世間話でもできたでしょうが、そういうわけにもいきません。現金を財布から取り出すだけでもプレッシャーを覚えるようになりました。
又、値引きがはじまるような時間帯にはドラマで見たような光景に巻き込まれることも現実に起こります。我先にと前に出る人に押し出されて転んでしまうかもしれません。ソーシャルディスタンスとは一体何だったのかと思うところです。
それから、ついでですが駅で切符を購入してみて頂きたいのです。その際1万円札を使ってみると冗談のようなお釣りの出方を見ることになるでしょう。もたもたしているとピーピーと音が鳴りやみません。
つまりは、個人商店を利用するのはどうだろうかと思うところです。コーヒーの味も世界に一杯しかないものが出てくるのですから、いつもと何か違う感覚を味わえるのではないでしょうか。
定食屋さんは今や極小です。これは事実だと思います。もちろん、ファミレスのランチに辿り着くことは容易な事です。しかし、定食屋のお昼は、昨今の柏においてそう簡単な事ではなくなっています。
中には、涙しながら食べる方もあるくらいでしょう。
我々は、本物に触れる機会に飢えているのかもしれん。
自分だけの空間
関連して、独自の空間に浸るという意味ではドライブがその一つです。一人で音楽でもかけて目的なく走り回るのもいつもと違う感覚に浸れるのではないでしょうか。
ストレス発散はそれぞれ
発散という響きからは、壺でも叩き割って木っ端微塵にするようなイメージの方が強く出ますが、必ずしもそういうことではありません。心身の調整、バランスを図るという捉え方も成り立ちます。
この場合は、現代社会の喧騒から離れて、いわば異世界の空気に触れることで、心身の調整をしたわけです。
良く知られるところでは、都会の人が、週末に県外に畑を購入して耕しに行くようなことと似ていると思います。
また別な例では、ネクタイが嫌いな人がはからずもスーツ出勤になってしまったら、仕事の後は野性的な勘を取り戻すために走りたくなるかもしれません。
どうしても人はバランスを取りたくなることがあるのではないでしょうか。
まとめ
当オフィスにおいても、日頃のストレスのセルフケアに使えるような内容を考案中です。