松戸市は、南北に11.5キロメートル、東西に11.4キロメートルの距離を持っています。正方形と言うわけではありませんが、東西と南北の距離は同じような距離になっています。
都心からは、約20キロメートルに位置し、千葉県内の自治体では、北に柏市と流山市、南に市川市、東に鎌ヶ谷市と隣接しています。そして、江戸川を挟んで、東京都葛飾区との境界に位置する都市でもあります。
松戸は千葉県でも大きな都市で交通の要衝
JR常磐線に乗車し、北千住、上野方面に向かうと、松戸から北千住までの走行時間は10分に満たない程の時間です。その途中に都内と千葉県の境目を越えているわけです。
快速の場合は、北千住まで一気に抜けますが、途中には、金町、亀有、綾瀬があります。駅名では、金町駅に入ると、そこはもう東京都になります。
つまり、松戸駅から常磐線に乗車して、数分後には都内に入っていることになります。快速に乗った場合、都内に入ったという実感を得るのは、おそらく北千住駅に到着した後になるのではないでしょうか。
ですが、江戸川を越えた辺りから都内に入っています。電車の外を眺めていると、川を越える時が来るのです。
交通事情
松戸は平安時代、各方面への交通の要衝でした。平安時代の事とは言えども、現代においても、松戸は交通の要になっています。
平安時代は、国府と呼ばれる都市が点在していました。千葉県では市川市(下総国)、茨城県では石岡市(常陸国)、東京の府中市(武蔵国)などがありましたが、
松戸はこれらの国府へ向かう丁度分岐点にありました。戦国や江戸時代以前の関東の様子はあまり知られていませんが、平安時代にも主要都市があちこちに設けられていたようです。
さて、現代の交通と言えば、まずは柏同様、南北に常磐線が走っています。常磐線快速で柏までは10分かからない距離になります。
旧水戸街道も健在
古代ではありませんが、柏にも通じる旧水戸街道です。ただの道なのですが、なぜか趣を感じます。
鉄道は新京成線も走っている
また南東方面には新京成線が通っています。松戸の西側には鎌ヶ谷市がありますが、この新鎌ヶ谷駅と松戸が通じています。あの鎌ヶ谷大仏のある駅にも停まる路線です。
松戸駅ではありませんが、新松戸駅には、武蔵野線が走っており、非常に混雑しています。埼玉県を通過して西国分寺まで出れば、JR中央線と連結します。時間は1時間程度で、都心を通らずに東京の多摩地区へアクセスできる方法です。
もし新松戸から、座席に座ることができたなら、かなり気楽な気持ちで東京方面へ移動できるのではないでしょうか。
松戸駅自体が、松戸市の西部に位置しているため、その分、東京都内へのアクセスはより近く感じられるものです。
常盤平さくら通り
ここには、ソメイヨシノなどの桜が咲くそうです。実際に歩いたことはありませんが、600本以上の桜が並んでいるとのことです。春にはさぞかし華やかな景観になることでしょう。
日本の道百選
この常盤平さくら通りは、かつて日本の道百選に数えられたことがあるそうです。
これは、1986年と1987年に、当時の建設省らによって選定された道の事です。他にどのような道が選ばれたか調べてみると、宮城県では、七ヶ宿や仙台の定禅寺通りが選ばれています。道と言っても非常に幅広く捉えていたようです。
余談ですが、道の規格は全国共通なのでしょうか。なんらかの規格はあるものと思いますが、なかなか味わい深いと感じ道を通った経験もあります。
常盤平さくら通りの場所
さて、この通りの場所ですが、調べたところによると、最寄り駅はそのまま新京成線の常盤平駅を降りて、徒歩ですぐの場所になります。さくら祭りが開催されたときには、隣の五香駅までの区間がまつりの会場となって賑わうようです。
桜の時期はあっという間ですが、いつか桜の咲いている時期に歩いてみたいものです。
ご案内
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