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手賀沼周辺は少し涼しいかもしれない

手賀沼の様子 お出かけ・見どころ

水辺の気温は他の場所と少しは違うものでしょうか。

我孫子市と柏市を挟んで手賀沼があります。

水が蒸発する際に、周囲の熱を奪うわけなのですが、手賀沼付近のような水辺であれば、多少なりともそのようなことがあるものなのでしょうか。

手賀沼

手賀沼の様子気温を調べることはできても、なかなか手賀沼周辺に的を絞った気温のデータはみつかりません。森の中に入るだけでも多少の温度差を感じるくらいですから、ひょっとしたらと考えています。

湖の辺が涼しいと感じた経験を持つ人は多いと思いますが、それは湖のあった場所の標高が高かったためではないでしょうか。手賀沼はその名称の通り、湖ではなく沼ですが、標高は高くありません。

因みに、栃木県の日光のほうにある中禅寺湖は、日本で最も高い場所にある湖だということです。中禅寺湖周辺の気温を調べてみると、奥日光になりますが、ある年の、8/6の12:00には25.8℃です。(標高も大きく異なるので比較対象にはなりませんが)

我孫子や柏が35℃くらいかと考えると、やはり非常に涼しい土地です。

しかし、それでも柏駅前などと比べても、風通しもよく、手賀沼周辺は涼しさを感じられるのではないかと思います。

風がふいている様子が、水面や草木を揺らしているような光景を目の当たりにできたなら、気分的にも一層の涼しさを得ることができるように思います。

少し、手賀沼湖畔の様子を・・・

さて、少し余談になりますが、手賀沼は、かつては非常に水が汚れていた歴史があるようです。昭和49年には日本で最も汚れた沼になってしまい、もともとの美しい様子からかけ離れてしまったのだそうです。

元々の手賀沼は、そこが見えるほどに水が澄んでいたということのようです。(そして、鰻が住み、江戸時代には現在で言うところのブランド鰻だったそうです。

文学の香りがするまちですから、水も澄んでいるイメージがあります。文学の深まりは、手賀沼の澄んだ水も寄与するものがあったのではないでしょうか。

水は生命にとって非常に重要なものですから、おそらく、もともといた生物も次第に手賀沼から姿を消していったという歴史があったのではないでしょうか。

現在、様々な尽力により、手賀沼の水質は改善されています。近くには鳥の博物館があり、そこでは手賀沼に生息する鳥について知ることもできます。

湖畔とコーヒ―

さて、手賀沼の周りには、水の館をはじめ、いろいろな場所があります。

湖畔にはカフェが並んでいるイメージをもっています。手賀沼の場合はどうでしょうか。調べると幾つかのカフェが営業していました。水辺でコーヒーを飲みたくなるのはどういうことなのでしょう。海とも違う別な感じがする場所です。霧なども立ち込める印象があり、これも海や川と異なります。

川辺ではなかなか文学は深まらないように思いますが、やはり湖畔と聞くと、文学の香りを感じます。かつて白樺派の人たちも、手賀沼湖畔を散策しながら考え事をしていたのでしょうか。やはり、涼しい場所のように思えてくるのでした。

オオバンがその辺を泳いでいる姿や、その他の鳥が飛んでいく姿などもよく目に入ることでしょう。

  • 参考サイトの動画