お知らせです
セルフケア勉強会

我孫子市

我孫子イメージ 我孫子

さて、我孫子はどんなところなのでしょう。

地図で確認すると、東西に長く、また我孫子市も水に囲まれているという印象を受けます。北側を利根川、南側には手賀沼があります。この川や沼が柏市や取手市、印西市との境界になっているように地図からは確認できます。

我孫子市の事

関東の富士見百景

富士山が見るポイントがあると聞きます。富士山までの距離を考えると驚かされることではありますが、古利根沼から富士山を見られるのです。富士見百景にも選ばれているくらいですから、少しだけ見えるというレベルでなく、良く見えるということなのでしょう。

また、旧村川堅固別荘周辺の斜面緑地(寿2丁目)も、もう一つのポイントとして選定されているようです。

※関東の富士見百景 国土交通省が富士山を良好に眺望できるポイントを選定した。茨城・長野・栃木など多くの県内にそのポイントが選定され、200以上のポイントが登録されている。

古利根沼

この沼は、利根川が氾濫を繰り返していたことに関連しています。利根川が氾濫が多く、何度も水害が起きていたそうです。水害を防ぐため何度も改修工事を行う中で、利根川から独立した形で、沼となって残ったことが由来です。利根川の元々の姿を残している沼と言うことができるでしょう。ここに、富士山を眺望できるポイントがあるわけです。

交通

鉄道は我孫子で分岐しており、取手方面へ向かう常磐線と、湖北駅や新木駅を超えて成田へ向かう、成田線が走っています。南北への移動と、東への移動は、我孫子駅から可能です。西へ移動する場合にも、柏駅から流山方面へ抜けることができます。

常磐線

常磐線快速の停車駅であるため、柏はもちろんのこと、都心へのアクセスも早い駅です。特別快速については停車せず、柏の次は取手駅になります。快速に乗車した場合、我孫子ー上野間は33分で運行しています。

我孫子の人口

我孫子市の人口は約13万人です。人口に関するデータを参照すると、年々漸増している模様です。都内の方へ勤務されている方が3割位で、柏に勤務先がある方は1割位と聞きます。我孫子駅から柏駅が常磐線で2駅ですので、お勤めになりやすい位置関係だと思います。また、我孫子から都内に出る場合と、柏から都内に出る場合とでもそれほど大きな時間差はありませんので都内にお勤めになる方が多くとも不思議なことではりません。

ベッドタウン

昭和40年代以降ににベッドタウン化が進み人口が増えたといういきさつがあるようです。最近あまり聞かなくなったようにも思いますが、社会科の授業などで、ドーナツ化現象という言葉があったと思います。我孫子市に住んでいる人が、都内で働いているとしたら、ドーナツ化現象の実際を目の当たりにしているようでもあります。

仮に2万人の人が我孫子から働きに出ていたら、日中は我孫子から2万人がいなくなり、都内にいるということになります。2万人の移動という数字は巨大で、毎日大型コンサートが開催されているような数値ではないでしょうか。

特色

一つには、文豪が我孫子界隈に居を構えていた歴史があるようです。武者小路実篤などの白樺派と呼ばれる作家たちの活動拠点となっていたそうです。 また嘉納治五郎ともゆかりのある土地です。嘉納治五郎といえば、真っ先に柔道を思い浮かべますが、教育者としての一面もあったといいます。我孫子には、嘉納治五郎別荘跡が残っています。

我孫子駅からであると徒歩20分ほどかかるようですが、別荘跡周辺の坂道は、平成13年我孫子市選定景観賞受賞を得ており、趣のある場所なのではないでしょうか。我孫子とは、文学の漂う土地なのでしょうか。北の鎌倉と呼ばれることもあったそうです。