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野田市

野田市イメージ 千葉県北西部

野田市は、柏市の西方向に位置し、栃木県、埼玉県、茨城県の県境にある市です。醤油で知られることもあり、柏駅前とはまた違った趣のある街です。

清水公園駅近くの様子も記事にしますが、縄文時代の貝塚も野田市では見つかっています。3500年ほど前の貝塚ですから、歴史的には、かなり以前から人が生活していたことになります。

現在の人口は約15.5万人で、多くの人がお住まいになっています。調べてゆくと歴史はやはり古く、古代から歴史に登場する機会があったようです。古代のころは、下総国(しもうさのくに)に所属していたそうです。

現在の野田市になるまでは、合併などもあり、2003年に関宿町と最後の合併をして、新たなスタートを切っています。これらの合併により千葉県最北端に位置する自治体になっています。

野田市と歴史上の人物

野田市に縁のある歴史上の人物には、俳諧の小林一茶、徳川家康の兄弟にあたる松平康元、室町幕府の足利晴氏、源平の頃の平景正などが挙げられます。

地形

野田市の地形を地図で見ると、野田市は二つの川の間に位置していることがわかります。

東側に利根川、西側に江戸川があります。また南には利根運河がありますので、水に囲まれているように見えます。

この川の辺りが県境などになっているようですが、必ずしも川を境界にということではないようです。また、関宿という名称から、関所があったことを連想しますが、関所跡が県境を示しているわけでもないようです。(江戸時代、この河川を通じて江戸との行き来を可能にしていた面があります。明治には蒸気船が走り、輸送力を高めたといいます。)

江戸川について

ここで、改めて江戸川についてになりますが、江戸川は位置を考えると、埼玉県と千葉県、それから東京都の境を流れています。上述した関宿で利根川と分かれ、市川の方へ流れます。一級河川であります。

人口

野田市野田市の人口は現在15万人を越えています。平成15年の関宿町との合併以前は12万人台でしたが、合併後15万人を越えました。15万人という人口は、千葉県の中でも多い方なのではないでしょうか。柏市と隣接する、白井市や鎌ヶ谷市よりも多い人口です。平成の合併の際に千葉県内で最も早く合併した町です。

全国的にも、160番目くらいに人口の多い都市で、近い所では、埼玉県の久喜市と同じくらいの人口です。

野田市の人口に関するデータを参照すると、人口動態はよくわかります。

昭和51年の段階で、人世帯あたりの平均人数は、3.78人でした。総人口はこの時で、78933人です。平成25年には、世帯の平均人数は2.48人、総人口は、156725人になりました。

平成の合併もあり、昭和51年の段階から、総人口は倍になっています。世帯数は1.3人減少しています。

人口増加

都心への通勤者が多い

野田市は、都心への交通も便利なため、野田市から都内への通勤者も多くいます。都内に仕事を持っている人も住みやすい町なのではないでしょうか。

しかし、通勤にかかる時間は片道で自宅から職場まで60分程度を目安に考えた時、野田市から都内は遠いと感じる方もいるでしょう。例えば、野田市から上野まで移動した場合でも55分程度の時間がかかります。自宅から職場までの、いわゆるドア・トゥー・ドアを考えると、60分を越えてしまいそうです。北千住までであれば40分程度になります。